“役”になり切った
キャバクラ時代

桐原 恵実 1993年生 山梨県出身 食道楽 上野店 ホールマネージャー

No.1キャバ嬢から黒服へ

飲食店を卒業し、夜の世界に転身する女性は多いが、彼女は逆。しかもかなりの本格派で、キャバクラ時代はずっと「No.1」の席を譲らなかった。

 

「トコトンやるタイプなんで、お客さんと営業時間外に連絡を取り合ったり、同伴したり、ほぼ24時間体制。お給料も沢山いただいたんですけど、ストレスで結構使っていました(笑)。そんな生活に疲れちゃって、お店に「辞めたい」って言ったら、『黒服でもいいからお店に残ってくれ』って口説かれて。

 

「黒服」はお客の案内をはじめ女の子への指示やケア等、通常は男性スタッフが担当する。大勢のお客と女の子を時間で仕切るキャバクラは黒服の手腕が問われる。

 

「頼まれたら断れない性分で、スタイルもボーイッシュにしてチャレンジしてみました。やってみると、女の子の〝付け回し〟次第で売上げが上がる感覚が楽しくて。気づいたら店長として、お店を系列店の『No.1』にするため、キャバ嬢時代以上に働いていたんです(笑)。

 

飾らない”素”の接客

キャバ嬢~黒服と、トータル9年に及んだ夜の世界を引退。

 

 「生活を変える為にOLをやってみましたが、会社ではみんなパソコンに向かって何考えているかわからないし、喋ったら誰かの悪口。『あ、ここは私の住む世界じゃないな』と(笑)。

 

自らを見つめ直し、経験が活かせる飲食業界への転職を決めた。

 

数社に内定をいただいたんですが、一番いいお話をしていただいた浜倉的にご縁を感じ入社を決めました。」

 

「初めての世界でしたが、学生時代に『マック』のトレーナー経験もあったので、接客には自信はあったんです。でも初日から、自分の仕事の出来なさにかなり凹みました。当たり前ですが、お客様全員が男性で、来店目的が同じキャバクラと違い、ここはお客様の層や目的がそれぞれ違います。それにマックのようなマニュアルもユニフォームもありません。

 

「考えたら今まで『素の自分』で接客することが無かったんですよね。゛役゛になりきると出来たことが出来ないんです。お客様の状況を見極めて、瞬間のアドリブが必要なんだと分かりました。今、改めて自分ならではの接客で満席の店内を゛回せる“ように、トコトン勉強の毎日です(笑)。そして、この世界でも、系列店売上げ『No.1』の店長になってみたいです。

 

 

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