一軒まるごと!
日比谷産直飲食街

Hibiya Sanchoku Inshokugai
2018年3月
閉店を余儀なくされた「有楽町産直飲食街」を引き継ぐ“たまり場”。 ビル一棟を横丁ならぬ“縦丁”に。

オープンストーリー

東日本大震災前にオープンした「有楽町産直飲食街」は2018年7月、JR高架下耐震補強工事の為に閉店を余儀なくされました。

閉店が決定した日より、店内で「残念なお知らせ」を告げたとたん、お客様より「ここが無くなったら困る」という声が届いた。有楽町・銀座・日比谷界隈に生きる人々の24時間のたまり場の喪失は、想像していた「惜しまれる声」というより、「クレーム」に近い反響でした。

クレームは裏を返せばニーズ。理由はどうあれ街の文化の火を消してはならない。街の潜在的マーケットを掘り起こした我々には、ニーズに応え続ける義務があります。突き動かされるように、新たな“たまり場”となる物件を界隈で探し始めた。とは言え、「有楽町産直飲食街」が再現できるような物件はまずありません。

閉店のカウントダウンが進み、いたたまれない日々を送る中、目に留まった物件。「有楽町産直飲食街」から1分。以前は人通りもまばらな裏通りでしたが、「東京ミッドタウン日比谷」オープンにより開発が進む一帯。地下1階はマッサージ店、地上3階は全てコンビニというビル物件。タイミング良く、ビル一棟ごと借りられるという。

物件を前にした瞬間、例のごとく“画”が見えた。いくら立地が良くても、“画が見えない”物件は手を付けないのが流儀だが、“画が見えた”物件は誰に反対されようが取り組むのも流儀。

1階ごとに、1業態。全4店舗。

ビル一棟を「有楽町産直飲食街」のイメージそのままに、横丁ならぬ“縦丁”にすればいい。

「有楽町産直飲食街」で集客力のある産直ブランド「貝〇魚〇牛〇、鶏と九州料理の都久志屋の4業態を集結させた集合体、その名も「一軒まるごと!日比谷産直飲食街」は「有楽町産直飲食街」の“代替店”としてオープンしました。

オープン当初から “たまり場”に集まっていた従来のお客様だけでなく、「東京ミッドタウン日比谷」帰りのお客様、また、そこで働くスタッフの皆様や近隣飲食店の方々などで大いに盛り上がりました。

2019年12月、かつての「有楽町産直飲食街」はJR高架下耐震補強工事の終了と共に「有楽町産直横丁」として復活オープン。現在、「一軒まるごと!日比谷産直飲食街」はオープン当初の“代替店”ではなく、独自のマーケットを掘り起こした新たな“たまり場”として異彩を放っています。

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